こうもり塚古墳
こうもり塚古墳
こうもりづかこふん 岡山県最大の横穴式石室を有する前方後円墳
古墳探訪記79回目は岡山県総社市のこうもり塚古墳です。この古墳は備中国分寺、国分尼寺の間に位置し、古代吉備地方の中心地に存在しています。岡山県最大の横穴式石室を持つ古墳として、吉備地方の中でも特筆に値する古墳です。
こうもり塚古墳は、全長約100m、後円部径55~60m、前方部の長さ約60mの前方後円墳です。これまで特に墳丘表面には葺石や埴輪は確認されていないようです。後円部には、南南西に開口する全長19.4mを測る岡山県内最大の横穴式石室があります。石室は玄室と通路にあたる羨道からなり、玄室長7.7m、幅3.6m、高さ3.6m、羨道の長さは11.7mあります。
玄室内には、浪形石(岡山県井原市産出の貝殻石灰岩)製のくり抜き式の家形石棺が置かれています。(下記写真参照)この石棺以外にも陶棺(焼き物の棺)や、木棺に使用した鉄釘が見つかった事から、複数の埋葬があったことが分かりました。また石室内からは金銅装単鳳環頭大刀(こんどうそうたんほうかんたち)の柄頭(つかがしら)や鉄鏃(てつぞく)、馬具、耳環(じかん)、玉類などの装飾品、須恵器など多様な副葬品が出土しています。

こうもり塚古墳 全景
左側の高まりが後円部、右側の平坦部が前方部ですこうもり塚古墳は、全長約100m、後円部径55~60m、前方部の長さ約60mの前方後円墳です。これまで特に墳丘表面には葺石や埴輪は確認されていないようです。後円部には、南南西に開口する全長19.4mを測る岡山県内最大の横穴式石室があります。石室は玄室と通路にあたる羨道からなり、玄室長7.7m、幅3.6m、高さ3.6m、羨道の長さは11.7mあります。
玄室内には、浪形石(岡山県井原市産出の貝殻石灰岩)製のくり抜き式の家形石棺が置かれています。(下記写真参照)この石棺以外にも陶棺(焼き物の棺)や、木棺に使用した鉄釘が見つかった事から、複数の埋葬があったことが分かりました。また石室内からは金銅装単鳳環頭大刀(こんどうそうたんほうかんたち)の柄頭(つかがしら)や鉄鏃(てつぞく)、馬具、耳環(じかん)、玉類などの装飾品、須恵器など多様な副葬品が出土しています。
(日本古墳大辞典より)
《参考資料》
・日本古墳大辞典(東京堂出版)
・現地説明版
・出土した副葬品は以下の総社市のホームページで見ることができます。
🔳基本データ
・所在地 :岡山県総社市上林
・墳丘規模・形状 :全長282m、後円部径160m、高さ約24m、前方部幅170m、
・現地説明版
・出土した副葬品は以下の総社市のホームページで見ることができます。
🔳基本データ
・所在地 :岡山県総社市上林
・墳丘規模・形状 :全長282m、後円部径160m、高さ約24m、前方部幅170m、
高さ約23mの前方後円墳
・埋葬施設 :全長19.4mの横穴式石室(岡山県最大)
・出土物 :金銅装単鳳環頭大刀(こんどうそうたんほうかんたち)の
・埋葬施設 :全長19.4mの横穴式石室(岡山県最大)
・出土物 :金銅装単鳳環頭大刀(こんどうそうたんほうかんたち)の
柄頭(つかがしら)や鉄鏃(てつぞく)、馬具、耳環(じかん)、
玉類などの装飾品、須恵器など
・築造時期 :6世紀後半
・推定被葬者 :6世紀頃、吉備地方を治めた大豪族の首長クラス
・アクセス :下記マップ参照ください。
・築造時期 :6世紀後半
・推定被葬者 :6世紀頃、吉備地方を治めた大豪族の首長クラス
・アクセス :下記マップ参照ください。





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